ご挨拶
初めまして。
バイオリン奏者の伴野(ともの)潤と申します。
自分の教室は、小さいですが専門的なバイオリンの個人教室です。時代としては主に
バロックから近現代までのバイオリン曲と室内楽、オーケストラの曲を対象に教えています。
今年でおよそ8年めになりますが、多くの方や生徒さんに支えられ、毎年平均して30~40人ほどの生徒さんが通ってくださっていることにまず感謝したいと思います。
初めての子供もプロも教えることは変わらない
自分の教室では、まだ楽器を触ったことのない方から上級者の方まで、年齢を問わず気軽ながら広く深く学べる時間を提供しています。
初心者の方はまずとそれぞれの身体に合った適切な楽器の構え方から始め、合理的な弓の使い方とフィンガリングを中心に基本的なテクニックを少しずつ確実に伝え、将来成長しやすい土台を作っていきます。
また独習の助けになるように、楽典の知識の解説、読譜や簡単な楽曲分析なども併せて伝えるようにしています。これからバイオリンを始める方は、楽器の持ち方・譜面の読み方から丁寧にレッスンを進めていきますのでご安心ください。
「バイオリンに全く触れたことがないけれども、弾けるようになりたい。」
「この曲をバイオリンで弾いてみたい。」
そんな強い思いのある方をお待ちしております。勿論、小さなお子様から大人の方まで大歓迎です。
バイオリンの経験者でより良い演奏を目指す方には、まずは目下の技術的な課題を見つけ、どう解決できるか提案することから始めます。今弾くことができる曲や音階を素材に、こうすればちゃんと解決できるんだよ、ということを明確にしていきます。
また、オーケストラや室内楽で弾いている生徒さんへは、自分の演奏経験を踏まえた実践的なアンサンブルのための演奏方法や知識を伝え、音楽生活をより充実させる手助けをしています。
より良い音楽家になれることを実感してほしい
どんな生徒さんに対して共通していることは私がレッスンで目指すところは、私の教室は「本当に良い音楽」を学び楽しみ、「音楽家の視点」を持っていただくことを目的としています。
自分が今まで習ってきたヨーロッパの著名で素晴らしい先生方から得たもの、自分の経験と研究してきた技術とを伝えることで、生徒さん自らが音楽のヒントを引き出し、また生徒さん自身がより良い音楽家になれることを実感していただければ幸いです。
その上で一番大事なことは、それぞれが幸せになるための、
一つ目の「美しい音」を出してみること。
それでは、多くの良いバイオリニストと出会えることを楽しみにしています。
講師 プロフィール
伴野 潤 バイオリン
早稲田大学法学部卒業後、桐朋学園カレッジディプロマコースを修了。
八ヶ岳サマーコース、草津国際音楽アカデミー、京都フランス音楽アカデミー、ウィーンマスタークラス、パリ国際音楽アカデミーなど多くの著名な講習を受講。
2006年、日独楽友協会主催のオーケストラプロジェクトにコンサートマスターとして参加、ドイツのバーデン、チェコのクロムニジーシュにて演奏を行う。
東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団などの客演を経た後2008年~2014年、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団ヴァイオリン奏者。現在は無伴奏リサイタルシリーズを中心に演奏活動を行いつつ、後進を育てる。
バイオリンを和波たかよし、木野雅之(日本フィルコンサートマスター)、緒方恵(上野学園大学教授)各氏に師事。各地音楽セミナーでは、ウェルナー・ヒンク(元ウィーンフィルコンサートマスター)、エドゥアルド・ツィエンコフスキー(ウィーン国立音楽大学教授)、ゲラルド・シューベルト(ウィーンフィル第2ヴァイオリン首席奏者)、アレクシス・ギャルペリーヌ(パリ国立高等音楽院教授)、レジス・パスキエはじめ、多くの優れたバイオリニストの教えを受けている。